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米経済力の基盤に背を向けたトランプ関税 (1)【英語で学ぶ大人の社会科】第94回 4/27(日)20時@オンライン

  • 執筆者の写真: Dr. K. Shibata
    Dr. K. Shibata
  • 1 時間前
  • 読了時間: 7分

世界を大混乱に陥れたトランプの関税政策、米国の貿易政策を支えてきた理論及び今後について英語で議論。


2025年4月27日(日)夜20時@オンラインで開催する「英語で学ぶ大人の社会科」ワークショップは、BBCが発表した論説記事「Trump has turned his back on the foundation of US economic might - the fallout will be messy(【解説】トランプ氏は米経済力の基礎に背を向けた……厄介なことになるかもしれない)を使い、米国における「経済政策と自由貿易」の関係性について英語で議論します。


米経済力の基盤に背を向けたトランプ関税【英語で学ぶ大人の社会科】第94回 4/27(日)20時@オンライン


4月2日にトランプ大統領は世界各国との貿易に関して大規模な関税をかけることを発表しました。日本には24%の関税を課すとしています。


トランプ氏、相互関税を発表 最大50%で日本は24%


その後、トランプ大統領は、中国に対しては, さらに関税率を上げると発言しており、4月17日のロイター記事は、トランプ政権が中国に対して最大245%の関税を課すことになるとの見解を示した、と報道しています。


中国、米の「数字遊び」気に留めず 最大245%の関税率に 


トランプ大統領はこの日を「解放の日(Liberation Day)」と呼んでいます。彼によれば、現在の不公正な国際貿易慣行(unfair global trading practices)により搾取され疲弊した米国経済は、この関税導入により、その苦難から解放され復活を遂げるのだと、という意味で使っているようです。


Donald Trump declares today 'Liberation Day': What does it mean? 


これまで、私たちは米国を現在の自由貿易体制を推進し、かつそこから、最も利益を得た国だと考えていました。また、数十年に渡って構築されたグローバル・サプライチェーンにより、世界の国々は経済的に相互に結び付き、依存しているため、戦争や経済摩擦などによる対立状態は難しい、と考えてきたのです。


そのトランプ関税の意図するところを解説したのが、以下の戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies, CSIS)が発表した記事です。


“Liberation Day” Tariffs Explained


一方、BBCの記事は、実は過去100年の間、必ずしも「自由貿易」を推進してきたわけではなかった米国の関税の歴史について分析しています。実際、1980年代には日米貿易摩擦が激化し、レーガン大統領は、日本の大型オートバイを対象に45%もの関税を要求しました。


かつて日米貿易摩擦の最前線で戦った元外交官は何語る? | NHK 


また、米通商代表部(USTR)との貿易交渉で、日本政府は1986年に日米半導体協定を結ぶことを迫られました。この協定により、日本は不利な条件を飲むことになり、結果として、繁栄を謳歌していた日本の半導体産業は衰退の道を辿ります。


日米半導体摩擦の教訓 圧力に屈した日本は衰退 

 

このグローバル経済からの大転換について、あなたは、どう思いますか。このワークショップは2回に分けて行います。第1回は、「チャイナ・ショック」と波及効果というセクション見出しより前の部分についての議論です。


このテーマについて議論するワークショップの詳細は以下のとおりです。


日時: 2025年4月27日(日)20時~21時30分

場所: オンライン

定員: 10名程度まで

費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~


教材として、以下の英語記事を利用します。


【教材】


Trump has turned his back on the foundation of US economic might - the fallout will be messy


以下は日本語の翻訳記事です。


【解説】トランプ氏は米経済力の基礎に背を向けた……厄介なことになるかもしれない


チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。


【チケット】


米経済力の基盤に背を向けたトランプ関税(1)【英語で学ぶ大人の社会科】第94回 4/27(日)20時@オンライン




[注意]

なお、Yahoo Ticketでのチケット購入については、YahooIDが必要になりました。未登録の場合、SMSでの本人認証が求められる場合もあるようです。


チケット購入・販売におけるゲスト購入・クレジットカード決済の変更について - PassMarket


SMSによる本人認証について - PassMarket Blog


【銀行振込での申し込み】


振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。


このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。


【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会


このワークショップに関心のある方は以下のニュースレター@Substackに登録していただくと案内が届きます。


【英語で学ぶ現代社会】を無料ニュースレター@Substackで購読しませんか?


【詳細】


参加費は500~2,450円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日までに)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。解説と設問はできるだけ早く送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。



【場所】 オンライン


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!また、見学チケットも用意しています。


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet(Gmailとリンクしています)


【ビデオ会議システム】Google Meet


ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。


申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。


【最新版・完全版】Google Meetとは?初心者向けに使い方や便利な機能の徹底解説



オンラインサロン、note&有料ニュースレター会員について

現在、オンライン・サロン「Global Newsについて語ろう」とnoteメンバーシップ「英語で学ぶ大人の社会科」及び有料ニュースレターの会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます


【オンラインサロン】


オンラインサロンGlobal Newsについて語ろう」を始めました。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。


【英語で学ぶ大人の社会科】


noteのメンバーシップを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りな会の立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。


【英語で学ぶ大人の社会科】メンバーシップ


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