top of page
執筆者の写真Dr. K. Shibata

日本の脱炭素社会へのロードマップを検証【Global Newsについ語ろう!】第22回7/3(土)10時@オンライン

更新日:2021年6月21日



グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ!


【Global Newsについて語ろう!】第23回 7/3(土)10時@オンラインは「日本のカーボン・ニュートラル目標達成」のための方策について英語で議論します。ワークショップは今年の初めに発表された以下のThe Japan Times紙の記事を利用します。この記事は「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」の130頁に日本語訳とともに転載されています。


Japan's carbon neutrality dilemma: More nuclear power or more renewables?


チケットの購入は以下からお願いします。


【チケット】


日本の脱炭素社会へのロードマップを検証【Global Newsについ語ろう!】第22回7/3(土)10時@オンライン


2021年6月13日に2年ぶりの開催となったG7サミットが閉幕しました。パンデミックの収束と経済再生に向けて保健・雇用とともに、今回のサミットの主要なアジェンダの一つだったのが気候変動対策です。そして、今回のG7の合意は日本政府・企業にとって厳しいものとなりました。日本は石炭火力発電事業から早急に撤退することを求められたのです。


G7 to agree tough measures on burning coal to tackle climate change


3.11以降、ほとんどの原発が停止するなか、日本での火力発電への依存は続いています。2021年3月時点で日本国内で稼働している原発は9基(定期検査中のものも含む)だそうです。


日本の原子力発電所マップ 2021年版


しかし、問題はこれだけではありません。日本の政府と企業は国内だけでなく、海外にも石炭火力発電事業の輸出を続けており、これには市民団体から厳しい目を向けられています。


No Coal Japan

日本は石炭火力発電において世界最大の支援国の1つです。2015年にパリ協定に署名したにもかかわらず、経済成長戦略として石炭火力発電技術の輸出を推進してきました。

もちろん、国内でも原発の稼働率が低いため、不足分を石炭火力発電事業で補うという流れが続いています。2012年以降の新設予定の日本の石炭火力発電所は50基に上るといいます。

「2012年以降に計画された50基の石炭は力発電所のうち、15基は中止されたり、他の燃料に転換されたりしましたが、その他の一部は稼働がはじまり、他にも新設が続いています」

日本の石炭火力発電所新設のうねり


G7サミットで日本政府は石炭火力発電事業の廃止に激しく抵抗したそうですが、各国のリーダーの気候変動への危機感は強く、早期の脱石炭火力に向けてのG7合意となりました。


小泉環境相、石炭火力の輸出支援を見直しへ G7首脳宣言受け

https://news.yahoo.co.jp/articles/504e09f77aed4143fcce6e6f843f16d7b804d6aa

小泉環境大臣は発展途上国への石炭火力発電事業の輸出に関しては断言を避けていますが、日本政府と企業は撤退への方向転換を迫られています。


「引き続き、相手国の実情に応じた対応を通じて世界の実効的な脱炭素化に積極的な貢献をしたい」と、高効率石炭火力の輸出継続について含みを残した。G7での合意を受けた対応の詳細については「まだ首相とは対話していない」と言葉を濁した」

脱石炭火力へ日本の対応後手 輸出・国内とも代替見えず: 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA174X30X10C21A6000000


「G7サミットでは温暖化ガス排出量が多い石炭火力の輸出支援だけでなく、国内利用の廃止も議論になった。欧米が再生可能エネルギーにカジを切る中、日本は対応が後手に回り、国内の電源としても、インフラ輸出の候補としても石炭火力の代替が見えない」

なぜ、日本は再エネへのシフトに後れを取ったのでしょうか。どうやら、再エネ普及のための政策に問題があったようです。


「再エネは安い」が世界の常識、なぜ日本は高いまま? 普及遅れれば企業に打撃も https://globe.asahi.com/article/14365333


環境省の「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて」というサイトで、政府の今後の方針・戦略が示されています。


2050年カーボンニュートラルの実現に向けて


日本の脱炭素社会の実現には何が必要でしょうか?英語で議論します。このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。


【参加費】 


500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は特別価格!過去に「朝英語の会京阪神@オンライン」に出席したことのない初回参加者の参加費は500円。過去の参加者の参加費は一般が1,500円、「朝英語の会」サロン会員及びnoteサークルのゴールド会員は1,000円です。参加希望者が多い場合は追加のワークショップの開催を検討します。


【チケットの発行】


参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


【銀行振り込み】


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。


【場所】 


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet (Gmailとリンクしています)


【テーマ】


グローバルな場で必要な英語力て何?コーヒーを片手に「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論するビジネス・パーソン、大学生のための刺激的な英語ワークショップ!


【開催頻度】


月に3~4回。平日午後6時30分~8時30分、土曜日午前10時~12時の二つのタイプがあります。但しオンラインでは時間設定が違いますので、ご注意ください。


【構成】


2つに分かれています。①だけという方もどうぞ。


① ワークショップ(60分)


飲み物を片手に様々な仲間と集い、The Japan Times他の英字新聞の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学んでいく、新しいタイプの英語学習プログラム。


② 学習の後(リアルでは60分、オンラインでは30分)


交流会です。リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定。


【内容】


ファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行します。紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。


【なぜ私たちはグローバルで存在感を発揮できないの?】


英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションでは、世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。


日本の政府関係者・企業人・研究者が、このグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けている、または知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。


『Global Newsについて語ろう』@京阪神(京都・大阪・神戸)では、そのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。進行役は海外でのビジネス展開を支援するGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibata が担当します。


【参加対象者】 社会人、大学生・大学院生、留学予定者など


【英語レベル】 最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。


【教材】 上記の記事または書籍


参加希望者はのYahooのチケット・サイトから申し込みをお願いします。定員は10名。


【オンライン・サロン】



【注意事項】


できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。


【朝英語の会】から【Global Newsについて語ろう】へ


グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ「朝英語の会~The Japan Times紙記事について議論する」の新バージョン「Global Newsについて語ろう!」です。新型肺炎感染予防対策としてオンラインで開催します。


ニュース英語の議論のための素材として利用してきたThe Japan Times紙の「朝英語の会」Morning Englishのコラムが2020年末に終了しました。2017年より大阪・神戸で続けてきた「朝英語の会」のディスカッション・ワークショップは、2021年1月末より装いも新たに再スタートします。


今後の題材としては、1)英字紙及び雑誌のオピニオン記事、2)のThe Japan Times社の書籍、を利用予定です。1)&2)とも「朝英語の会」よりはやや難易度が高く、ページ数も2-3ページが中心ですが、並行して運営している英語上級者向けの「英語で学ぶ大人の社会科」よりは易しい内容になっています。


1)では激動する世界のニュースに関して気鋭の記者・研究者が執筆したオピニオン記事について議論します。また、2)では2020年話題になったニュースの3つのテーマについて徹底的に学習し、議論をします。


パンデミックがまだ数カ月続くことが予想されることから、当面ワークショップはGoogle Meetを利用したオンラインのみの開催になります。対面でのワークショップが可能になりましたら、大阪、神戸、京都での開催を企画します。運営、ファシリテーション、設問の作成はGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibataが担当します。


参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。






The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 3[2021 春夏]


「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」にはバイデン大統領の就任演説他、2020年末から2021年春までの主要記事のの日本語訳と音源が付いています。この書籍は【GlobalNewsについて語ろう】のメインの教材です。毎週、ここに掲載されている記事を中心に英語で議論するワークショップを開催しています。


【Vol. 3の主要テーマ】


Feature 1

バイデン大統領 就任演説〈生音声〉


Feature 2

就任式の新星詩人 アマンダ・ゴーマン氏(記事)


Topic 1

 COVID-19 To Live with the Virus

 コロナウイルスの脅威は続く


 Article 01 コロナ危機で、アメリカのワーキングマザーたちが失業

 Article 02 リモート勤務の機会:コロナで日本の「地方分権」は進むか

 Article 03 新型コロナの起源は今も謎

 Article 04 アメリカ、史上最大のワクチン輸送作戦開始

 Article 05 パンデミックと都市封鎖で世界は変わった


Topic 2

 Nippon: Where should We Go?

 日本の今後の展望とは


 Article 01 あれから75年、占領政策の遺産なお

 Article 02 アイヌの言葉と先住民の権利

 Article 03 福島原発、このミッションは遂行可能か?

 Article 04 性的マイノリティとリプロダクティブ・ライツ(生殖に関する権利)

 Article 05 大坂なおみ選手、2020年の女性アスリートNo.1に


Topic 3

 World: Roadmaps to Brighter Future

 世界はどこへ向かう?


 Article 01 パリ協定から5年、気候のハードル高し

 Article 02 トランプが変えた大統領制、今後はどうなる?

 Article 03 温暖化で2020年の災害は深刻化

 Article 04 ゼロカーボン目標、選択されるのは原発か再生エネルギーか


このワークショップに関心のある方は以下のニュースレターに登録していただくと案内が届きます。


【英語で学ぶ現代社会】を無料ニュースレター@Revueで購読しませんか?


閲覧数:5回0件のコメント

Comentarios


bottom of page