「論文の教室」という基礎から始める日本語及び英語の論文講座を主宰しています。基本的には大学生以上を想定しているのですが、内容としては中学生・高校生でも参加可能です。ただ、具体的な課題やテーマがないと、なかなか取り組みへの意欲が湧かないのも事実です。そこで「賞金!」も期待できる懸賞論文に応募するという方法があります。締め切りもあるため、決められた期間内に終える、という論文のお約束にも対応しています。そこで、現在応募できるエッセイ・論文コンテストを集めてみました。
応募の条件として、英語の場合は高校生のみとなっているものもありますが、日本語の場合は一般の方あるいは小学生・中学生も応募できる懸賞論文が中心です。求められている文字数もそれほど多くなく、読書感想文や体験談のようなものが多いので、ぜひ、この機会にチャレンジしてみることをお薦めします。また「英語エッセイ・コンテスト」もありますが、それは別記事に掲載します。
以下2022年下半期に締め切りが予定されている懸賞論文をピックアップしてみました。
懸賞論文(2022年下半期)
1. 第3回 食とコミュニケーションエッセイコンテスト[賞金3万円]
一般社団法人 食とコミュニケーション研究所(静岡県浜松市)が、「第3回 食とコミュニケーションエッセイコンテスト(FC-Science Award 2022)」を開催。
〈テーマ〉
1)「食」をテーマに、実際に経験したこと、日頃思っていること、願いなど、当事者・家族・社会が笑顔になれるエッセイ。
2)「コミュケーション」をテーマに、実際に経験したこと、日頃思っていること、願いなど、当事者・家族・社会が笑顔になれるエッセイ。
〈文字数・形式〉
・タイトル:40字以内
・本文文字数:4,000字以内(タイトル含まず)
締切日:2022年10月31日(月)必着
2. 認定NPO法人国連WFP協会、「WFPチャリティーエッセイコンテスト 2022」
認定NPO法人国連WFP協会が、「WFPチャリティーエッセイコンテスト 2022」を開催。小学生、中学生・高校生、18歳以上の3部門。
ごはんを通してみんなと分かち合いたい思い出や幸せエピソードを募集。
応募1作品につき、給食2日分(60円)が、国連WFP協会に寄付され、学校給食支援に役立てられます。
募集テーマ: 「わけあおう! わたしの幸せごはん」
締切: 2022年09月02日 (金)
〈文字数・形式〉 200~800字以内(本文のみ)
3. grape Award 2022 「心に響く」エッセイコンテスト
ウェブメディア「grape」が、メディアコンセプトである「心に響く」をテーマにしたエッセイコンテストを開催
〈募集テーマ〉 「心に響く」をテーマに、身の回りであった心温まるエピソードや、心が癒されるような体験談など、作品を見た人が強く共感するようなエッセイ
締切:2022年8月31日(水)
〈文字数・形式〉 ※タイトルは全角36字以内
※本文は1000~1500字(タイトル含まず)
4. JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022
「世界とのつながりは身近なところにもたくさんあります。自分と世界との接点から、未来に向けて私たち一人ひとりは一体何ができるか考え、行動したことについての作品を期待します。」
JICA
〈募集テーマ〉 「世界とつながる私たち-未来のための小さな一歩-」
締切:2022年9月11日(日)
〈文字数・形式〉
中学生の部 文字数:本文1,200字以内(400字詰原稿用紙3枚以内)
高校生の部 文字数:本文1,600字以内(400字詰原稿用紙4枚以内)
5. 第41回全国中学生人権作文コンテスト
[第41回全国中学生人権作文コンテスト]実施要領
テーマ
日常の家庭生活、学校生活、グループ活動あるいは地域社会との関わりな
どの中で得た体験等を通じて、基本的人権の重要性、必要性について考えた
ことなどを題材としたものとする。
〈文字数・形式〉
学校名、氏名、題名を除いて、400字詰原稿用紙5枚以内
推薦期限
令和4年11月28日(月)
人権作文を応募いただく生徒の皆さんへ~人権作文の書き方~
第40回全国中学生人権作文コンテスト特設サイト
講座&ワークショップ
【論文の教室:基礎・実践編】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座@大阪肥後橋&オンライン 8/11(祝・木)
さらににライティングのスキルをアップされたい方は以下のサイトも参考にしてください。
[WritingCafe] 英語論文アカデミック・ライティング・グループ
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