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執筆者の写真Dr. K. Shibata

大学生・社会人のための【論文の教室】―論文の自己評価について

更新日:2020年8月25日



大学生・社会人のための「論文の教室」「アカデミック・ライティング:英語論文の書き方」夏休み編が無事終了しました。大人になってから「レポートの書き方」がわからなくて困っているという方々、また留学や英語論文の執筆を考えている方々に好評でした。今後も定期的に講座を開催していく予定です。




さて、参加者の方から質問があり、自分が執筆した論文の優劣をどう自己評価すればよいか、という質問がありました。論文・課題レポートの評価の手法として海外で発展し、日本でも最近導入されているシステムについて、このブログで説明していきたいと思います。



論文・レポートの自己評価について

自分の書いたレポートの自己評価に関しては下記の論文の中に含まれている表の情報が役に立ちます。大学の課題レポートの評価に関して、英語圏では現在はRubricsという評価基準が導入されており、日本でも開発が進んでいるようです。レポートの評価軸を一覧にしたもので、課題の採点の支援のために作成されました。

ICU 日本語教育研究 12:pp.38-47 実践・調査報告©2015 国際基督教大学 日本語教育研究センター 2015 年春学期「大学生のための文章作成」授業報告 ―目標提示とルーブリック評価を使用した文章作成指導―  武田 知子 https://core.ac.uk/download/pdf/234720886.pdf Rubrics(ルーブリック)は日本の中高一貫校や大学でも一部導入が進んでいます。ルーブリックとは「課題」「評価尺度」「評価観点」「評価基準」の 4 点を軸に表にしたものです。レポートやプロジェクトワークなど点数として評価しにくいものを評価する方法として利用されています。


ルーブリックとは|注目される背景や例、メリット、課題点を解説!

https://studystudio.jp/contents/archives/43779 英語の学術論文(Reserach Paper)及び課題論文(Essay)の評価基準の文書がありますのでここにいくつかリンクを貼りました。

Research Paper Rubric

こちらは大学院生・研究者向けの評価表です。 米国 カンサス州立大学 https://www.k-state.edu/assessment/toolkit/measurement/resrubric.pdf

College Level Writing Rubric

下記のタイプは大学の課題レポート用の評価シートです。

今後もアカデミック・ライティングに関する様々な講座を企画しています。今後の予定は以下のnoteブログ、またはイベント頁でご確認ください。



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