グローバルな場で必要な英語力て何?「ITと社会」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ
(先日お知らせしたご案内が分かりにくかったので再掲します。)
新年度が始まりました。新しいチャレンジに向けて、準備は進んでいますか?2023年から始まる新しいワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]京都開催のお知らせです。オンラインでは、既にイベントを始めておりますが、この度、京都府及び京都市が支援する「KOIN(Kyoto Open Innovation Network)」の協力を得て、[VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門] 内の記事を利用した以下のイベントを無料で開催することになりました。詳細は以下のセクションでご確認ください。
ワークショップ第1-3回「リモートワーク終了は開始より困難」のご案内
今回は書籍「VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門」の中の一番最初に掲載されている「Bay Area Finds Remote Work Is Easier to Begin Than End(テック企業の聖地、ベイエリアでのリモートワーク、終了は開始より困難)」ついて英語で議論します。記事はウェブでも読めますので、書籍未購入の方も是非、ご参加ください。
今回はパンデミックによって導入されたリモートワークを中心とする今後の働き方についての議論です。米国のイノベーションの中心地、西海岸ベイエリアでは、リモートワークとオフィスでの労働をどうバランスをとっていくのかが、課題になっています。リモートワーク導入は、初期には混乱が見られたものの、多くの社員は徐々にこの働き方に慣れ、「ニューノーマル」がむしろ、あたりまえになった感があります。
ワクチンが普及した2021年後半から、米国の一部のテック企業は従業員をオフィス勤務に戻す取り組みを始めました。しかし、その道のりは平坦ではありません。働く場所と労働、都市とイノベーションの関係性の変化については「英語で学ぶ大人の社会科」でも、取り上げています。
人員削減とリモートワークがイノベーションの中心地を再編(1)【英語で学ぶ大人の社会科】第50回 4/9(日)20時@オンライン|Global Agenda
今回は、米国だけでなく、日本も含めた「働き方」の変化に、企業や労働者はどのように対応していくのかについて英語で議論します。
日時: 2023年5月23日(火)18時30分~20時30分
【タイムテーブル】
18時30分 受付開始
18時45分 開始 / イベント主旨説明
19時00分 ワークショップ開始
20時00分 ワークショップ終了
20時00分 質疑応答
20時30分 終了
場所: オープンイノベーションカフェ 「KOIN」〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター3階(https://open.kyoto/)
・京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」北改札出てすぐ ・阪急電車京都線「烏丸駅」26番出口直結
定員: 29名
費用: 無料
教材:教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。
Bay Area Finds Remote Work Is Easier to Begin Than End
【ワークショップ参加者に求められる英語レベル】
最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。英語ワークショップ参加予定者は事前に電子メールで送付した記事、解説と設問を読み、英語で議論する準備をして頂く必要があります。また、1分間の英語の自己紹介文をご準備ください。
チケット
チケットは以下のサイトから申し込みお願いします。
[参加費無料]リモートワーク終了は開始より困難【IT社会の英語ニュースについて議論する】第1-3回 5/23(火)18時30分@京都
KOINのイベント頁から:「IT社会の英語ニュースについて議論する」ワークショップ@京都 5/23(火)18時30分
ワークショップ 「IT社会の英語ニュースについて議論する」
2023年3月半ばから「IT社会の英語ニュースについて議論する」を始めます。デジタル社会の急速な進展を受けて、労働者全員が世界のIT開発の動向とそれが社会や企業活動に与えるインパクトについて知るべき時代となりました。パンデミックからポスト・コロナの世界では、以前にもまして、デジタル技術の方向性をいち早く知り、それを使ったイノベーションを世界の人々と共有することがあたりまえになったのです。いくら翻訳ソフトが進化したとはいえ、日本語だけでは、情報収集にも限界があります。また、世界共通語となった英語を自在に使えるようにならなければ、変化の激しいビジネスの世界で、今後の個人及び企業の成長は望めません。このワークショップは世界のデジタル・サービスの現状及びそれが社会に及ぼす影響を英語で理解し、それらに関する意見を自分で発信することにより、英語力とコミュニュケーション・スキルの増強を同時に図る、という画期的なプログラムです。
[マガジン]IT社会の英語ニュースについて議論する|Global Agenda
コロナ期間の3年間、オンラインでワークショップを開催してきましたが、ワークショップの参加者の満足度は高く、変わりゆく世界の最新英語ニュースをいち早く理解するとともに、自分の意見を英語で伝える楽しさにも目覚めた、と言います。「IT社会の英語ニュースについて議論する」も参加者に新しい力と自信を与えるものになる内容である、と確信しています。ご参考までに、これまでの取り組みについて、ご紹介します。
これまでの取り組み
2022年は米国の公共ラジオ放送「Voice of America (VOA)」が発表した記事からSDGsの17の目標に関するコンテンツについて英語で学び、議論するというスタイルのオンライン・ワークショップ「SDGs英語ニュースについて議論する」を運営してきました。このワークショップの目的はSDGsの内容を英語で理解し、自分でも世界に向けて発信する能力を身に着けることです。留学を目指している方、企業でR&D、マーケティング、海外関連の部署に勤務する人にお薦めの内容です。詳細は以下のマガジンでご確認ください。
「SDGs英語ニュースについて議論する」|Global Agenda
このワークショップは、オンライン版は2023年3月半ばまで、その後は同一の内容を対面で京阪神で開催することを計画しています。そして、2023年3月後半からは書籍「VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門」を利用した新しいオンライン・ワークショップの開催を予定しています。テキストの内容については、この後のセクションを参考にしてください。
2017年からThe Japan Times紙が発表していた教材「朝英語の会」を利用して、対面で(場所は大阪梅田&神戸三宮)開催していました。パンデミックのため、2020年春からはオンラインで開催しています。2020年末にThe Japan Time紙が同プログラムを終了したことを受けて、2021年からは出来るだけ同じレベルの英語メディア記事を利用し、グローバル・アジェンダが設問と解説を作成し、ワークショップを開催しています。
対面でワークショップを開催していた時は複数のグループに分かれ、各テーブルにリーダーがいました。こちらは参加者が交代でテーブル・リーダーを引き受ける形で、全体の進行をグローバル・アジェンダが担当していました。オンラインでのワークショップは参加人数を絞り、グローバル・アジェンダ代表であるDr.Shibataがファシリテーションを務めています。スタイルとしては、欧米の大学・大学院のゼミで行われる議論形式の内容です。参加者は事前に与えられた資料を読むことで、より深くテーマについて学び、英語で積極的に発言することを期待されています。ワークショップ内では、資料に含まれていない関連事項に関する解説もあります。この方式を採用することにより、参加者の時事問題の理解力と英語での発信力は短期間で飛躍的に伸びました。
「VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門」の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。今後の予定としては月2-3回(対面でのSDG英語ニュースも別途開催予定)、エッセイをグループで議論し、これらITに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが開発したフォーマットを利用します。 「IT社会の英語ニュースについて議論する」はIT社会の17のテーマ全てについてVoice of America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。以下、VOAに関する説明です。
VOAの詳細は以下のサイトでご確認ください。
Voice of America (VOA)
VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門
以下、出版社のサイトからの抜粋です。 IT社会の「今」を英語で知るための入門書。VOAニュース29本を厳選!
こんな方に最適
高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテーマを用いて英語を学びたい方
ITを用いたサービスやIT企業の動きなどについて、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方
IT関連ニュースに興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方
【本書の構成】
Part 1「コロナとIT」
[Topic 1] リモートワークとオンライン授業 [Topic 2] ITと文化(1) コロナ禍で進む文化のオンライン化 [Topic 3] IT社会を支える基盤: グローバルサプライチェーン [Topic 4] ITを活用したコロナウイルスへの対抗
Part2 「ITがもたらす社会の変化」
[Topic 5] 新しいビジネスを拓くテクノロジー: 5Gと人工知能 [Topic 6] テクノロジーがもたらす仕事の未来: ロボットと自動化 [Topic 7] 「拡張された現実感」: 視覚インターフェースの未来 [Topic 8] ブロックチェーン: 新しい「所有」の形 [Topic 9] ITと文化(2) デジタルゲームとSNS [Topic 10] 広がるIT活躍の場: 教育現場とヘルスケア
Part 3「ITとトラブル」
[Topic 11] IT社会の安全を脅かすサイバー攻撃: 不正アクセス・コンピューターウイルス [Topic 12] 用心するべきネットの情報: ねつ造と「不適切なコンテンツ」 [Topic 13] プライバシーと個人情報: インターネット利用者の権利 [Topic 14] デジタル機器の健康問題
Part4 「ITを巡る世界の動静」
[Topic 15] デジタル超大国、中国の現在 [Topic 16] IT国際情勢: サイバー戦争、情報統制 [Topic 17] グローバルIT企業の功罪と法規制
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