トランプ政権2.0のキーパーソン、イーロン・マスク。彼の登場は政治をどう変えるのか?英語で議論します。

2025年3月30日(日)夜20時@オンラインで開催する「英語で学ぶ大人の社会科」ワークショップは、フランスのシンクタンク、IRIS, the French Institute for International and Strategic Affairs, が発表した論説記事「Elon Musk at the White House: Between Ideology and Governance, What Future for Us Politics?(大統領官邸でのイーロン・マスク:思想と統治の狭間で 政治の未来はどうなる?)」を使い、米国における「企業と政治」の関係性について英語で議論します。
大統領官邸でのイーロン・マスク: 政治の未来を問う【英語で学ぶ大人の社会科】第93回 3/30(日)20時@オンライン
2025年1月20日にトランプ大統領が就任してから2ヶ月が過ぎました。まだ、100日も経っていないというのに、米国内だけでなく、世界中が彼の言動に振り回されています。なかでも、第二期トランプ政権のカギを握るのが、DOGE=“政府効率化省” を率いるイーロン・マスク氏です。
トランプ大統領 就任1か月 大幅な方針転換 反発や懸念の声も | NHK
今年の日本の国会でも政治と企業(献金)を巡って何度も論戦が交わされていましたが、イーロン・マスク氏と政治の関わり方は、これまでの企業と政治の関係性の「常識」を根本的に覆すものです。日本の企業は、ほとんどの場合、どの政党に献金したかを知られるのを嫌います。もちろん、利益を上げるのが企業の目的ですから、献金はすなわち「権益」の確保のためだと見做されても仕方がありません。また、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏やマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏も政治献金もし、政治家と接触を図ったうえで、様々な事業活動を行ってきました。くわえて、社会貢献など政治的意味合いも強い活動に力を注いできたのがこれらの企業家たちです。一方、マスク氏は政権中枢の機能を担うような政府効率化省の責任者として、政治や統治のあり方の大転換を推し進めようとしています。
このマスク氏の行動の理論的根拠が米国で強い影響力を持つ「リバタリアン(自由至上主義者)」という思想です。マスク氏のようなテクノロジー関連企業を興し、この思想を推進する人物たちは「テクノ・リバタリアン」と呼ばれており、現トランプ政権の運営に対し、資金の提供などをつうじて、絶大な権力を行使しています。他国は現在の状況に危機感を募らせていますが、グローバル企業の創業者が国境を越えて、国際政治にも顔が見える形で関与することになったのがマスク氏が引き起こした大きな変化です。
国家を超える“超個人” テクノ・リバタリアンの絶大なパワー
教材として使う記事は、2025年のトランプ政権発足前に執筆されたものですが、今年度のマスク氏の政権内での行動をほぼ予言するような内容となっており、一読に値します。あなたは、この新しい企業経営と政治の課題について、どう思いますか。このテーマについて議論するワークショップの詳細は以下のとおりです。
日時: 2025年3月30日(日)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~
教材として、以下の英語記事を利用します。
【教材】
Elon Musk at the White House: Between Ideology and Governance, What Future for Us Politics?
チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。
【チケット】
大統領官邸でのイーロン・マスク: 政治の未来を問う【英語で学ぶ大人の社会科】第93回 3/30(日)20時@オンライン
[注意]
なお、Yahoo Ticketでのチケット購入については、YahooIDが必要になりました。未登録の場合、SMSでの本人認証が求められる場合もあるようです。
チケット購入・販売におけるゲスト購入・クレジットカード決済の変更について - PassMarket
SMSによる本人認証について - PassMarket Blog
【銀行振込での申し込み】
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
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【詳細】
参加費は500~2,450円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。
申し込み後(開催日前日までに)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。解説と設問はできるだけ早く送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。
申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。
【場所】 オンライン
オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。
ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!また、見学チケットも用意しています。
メインでは以下のオンライン会議システムを使います。
Google Meet(Gmailとリンクしています)
【ビデオ会議システム】Google Meet
ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。
申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。
【最新版・完全版】Google Meetとは?初心者向けに使い方や便利な機能の徹底解説
オンラインサロン、note&有料ニュースレター会員について
現在、オンライン・サロン「Global Newsについて語ろう」とnoteメンバーシップ「英語で学ぶ大人の社会科」及び有料ニュースレターの会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます
【オンラインサロン】
「オンラインサロンGlobal Newsについて語ろう」を始めました。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。
【英語で学ぶ大人の社会科】
noteのメンバーシップを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りな会の立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。
【英語で学ぶ大人の社会科】メンバーシップ
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ニュースレター【英語で学ぶ現代社会】(発展編)はGlobal Agendaが運営するイベント・英語ワークショップの案内及び解説と設問を加えた記事を配信しています。主要な英語メディアで発表される現代社会のターニングポイントになるような重要なニュース記事・論説文を理解するための手助けとしてご利用ください。
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