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執筆者の写真Dr. K. Shibata

コロナ危機と母親の失業【Global Newsについ語ろう!】第24回 7/17(土)10時@オンライン

更新日:2021年7月8日



グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ!


【Global Newsについて語ろう!】第24回 7/17(土)10時@オンラインは「コロナ危機と母親の失業」というテーマでについて英語で議論します。ワークショップは昨年末に発表された以下のAP通信の記事を利用します。この記事は「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」の32頁に日本語訳とともに転載されています。


Child care crisis pushes US mothers out of the labor force


チケットの購入は以下からお願いします。


【チケット】


コロナ危機と母親の失業【Global Newsについ語ろう!】第24回7/17(土)10時@オンライン


昨年から、働く女性と新型コロナの影響が心配されてきました。その理由は以下のように複数あります。


  1. 看護師、保育士、教師、スーパーマーケットの従業員、などエッセンシャルワーカーとして働く女性が多く、コロナ感染のリスクに晒されている。

  2. ショップの店員、観光業、飲食業など、対面の仕事かつ非正規の業態で多くの女性が働いているため、新型コロナによる失業のリスクが高い。

  3. 新型コロナにより、保育園、幼稚園、小学校が休校になったり、リモート授業になったため、多くの働く母親がチャイルド・ケアを探すのが難しく、自宅に留まることを余儀なくされている。

  4. 多くの女性がパートナーより多くの家事を引き受けているため、ステイ・ホームでさらに家事の負担が増え、ストレスが増加。

  5. 新型コロナにより夫やパートナーが在宅で、また収入が減るなどの要因もあったため、家庭内暴力が増加傾向。


上記のどのファクターも新型コロナの影響が女性に重くのしかかっていることを表しています。しかし、とりわけ、経済界の関係者や企業が心配していることは、新型コロナが働く母親に与えた影響です。調査によると、パンデミックにより、米国では230万人の働く母親が仕事を辞めることを余儀なくされ、さらに、4人に1人が退職や仕事量を減らすことを検討しているというのです。



More than 2.3 million women have left the labor market entirely since the beginning of the pandemic in the United States, according to the National Women’s Law Center. And the numbers could continue to grow. According to a report from Lean In and McKinsey & Co., 1 in 4 women are considering leaving the workforce or downshifting their careers due to the impact of COVID-19.

 そして、これらの女性の就業状況の後退により、それがパンデミック以前の状態に戻るのは2024年だと専門家は予測しています。

Studies estimate that employment for women may not recover to pre-pandemic levels until 2024.

そして、このことは,これまで順調に企業内でキャリアアップや昇進を果たしてきた女性のパイプラインを断つことになり、これまで社会全体が努力して勝ち得てきた職場における男女平等に水を差すものだというのです。


For mothers in the workplace, a year (and counting) like no other


the added burdens at work and at home since the COVID-19 crisis began have pushed roughly 33 percent of working mothers to consider downshifting their careers or leaving their jobs altogether. In a workforce that generally begins at gender parity but drops off steeply throughout the promotion pipeline, a step back from employment—and a related drop in promotion rates for women—may upend years of progress.

また、これらの現状は、実は社会がこれまで「Unpaid Work]」と呼ばれる家庭内ケアの仕事の代表例である「母親業」を十分に評価してこなかった結果だとの調査報告があります。



「As a society, we may celebrate motherhood, but we don’t value it.」

「パンデミックと働く女性」の問題は米国だけでなく、日本、そして途上国も含めて同様の状況があります。それゆえ、コロナからの復興に関しては、より平等な社会を築くために「社会の再設計」が必要という提案が出されています。


コロナ復興とジェンダー、日本にできること(2021年2月22日掲載) https://opened.network/column/column-0040/


あなたは、この現状に関してどう思いますか。皆さんで議論したいと思います。


このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。


【参加費】 


500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は特別価格!過去に「朝英語の会京阪神@オンライン」に出席したことのない初回参加者の参加費は500円。過去の参加者の参加費は一般が1,500円、「朝英語の会」サロン会員及びnoteサークルのゴールド会員は1,000円です。参加希望者が多い場合は追加のワークショップの開催を検討します。


【チケットの発行】


参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


【銀行振り込み】


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。


【場所】 


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet (Gmailとリンクしています)


【テーマ】


グローバルな場で必要な英語力て何?コーヒーを片手に「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論するビジネス・パーソン、大学生のための刺激的な英語ワークショップ!


【開催頻度】


月に3~4回。平日午後6時30分~8時30分、土曜日午前10時~12時の二つのタイプがあります。但しオンラインでは時間設定が違いますので、ご注意ください。


【構成】


2つに分かれています。①だけという方もどうぞ。


① ワークショップ(60分)


飲み物を片手に様々な仲間と集い、The Japan Times他の英字新聞の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学んでいく、新しいタイプの英語学習プログラム。


② 学習の後(リアルでは60分、オンラインでは30分)


交流会です。リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定。


【内容】


ファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行します。紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。


【なぜ私たちはグローバルで存在感を発揮できないの?】


英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションでは、世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。


日本の政府関係者・企業人・研究者が、このグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けている、または知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。


『Global Newsについて語ろう』@京阪神(京都・大阪・神戸)では、そのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。進行役は海外でのビジネス展開を支援するGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibata が担当します。


【参加対象者】 社会人、大学生・大学院生、留学予定者など


【英語レベル】 最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。


【教材】 上記の記事または書籍


参加希望者はのYahooのチケット・サイトから申し込みをお願いします。定員は10名。


【オンライン・サロン】




【注意事項】


できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。


【朝英語の会】から【Global Newsについて語ろう】へ


グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ「朝英語の会~The Japan Times紙記事について議論する」の新バージョン「Global Newsについて語ろう!」です。新型肺炎感染予防対策としてオンラインで開催します。


ニュース英語の議論のための素材として利用してきたThe Japan Times紙の「朝英語の会」Morning Englishのコラムが2020年末に終了しました。2017年より大阪・神戸で続けてきた「朝英語の会」のディスカッション・ワークショップは、2021年1月末より装いも新たに再スタートします。


今後の題材としては、1)英字紙及び雑誌のオピニオン記事、2)のThe Japan Times社の書籍、を利用予定です。1)&2)とも「朝英語の会」よりはやや難易度が高く、ページ数も2-3ページが中心ですが、並行して運営している英語上級者向けの「英語で学ぶ大人の社会科」よりは易しい内容になっています。


1)では激動する世界のニュースに関して気鋭の記者・研究者が執筆したオピニオン記事について議論します。また、2)では2020年話題になったニュースの3つのテーマについて徹底的に学習し、議論をします。


パンデミックがまだ数カ月続くことが予想されることから、当面ワークショップはGoogle Meetを利用したオンラインのみの開催になります。対面でのワークショップが可能になりましたら、大阪、神戸、京都での開催を企画します。運営、ファシリテーション、設問の作成はGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibataが担当します。


参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。





The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 3[2021 春夏]


「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」にはバイデン大統領の就任演説他、2020年末から2021年春までの主要記事のの日本語訳と音源が付いています。この書籍は【GlobalNewsについて語ろう】のメインの教材です。毎週、ここに掲載されている記事を中心に英語で議論するワークショップを開催しています。


【Vol. 3の主要テーマ】


Feature 1

バイデン大統領 就任演説〈生音声〉


Feature 2

就任式の新星詩人 アマンダ・ゴーマン氏(記事)


Topic 1

 COVID-19 To Live with the Virus

 コロナウイルスの脅威は続く


 Article 01 コロナ危機で、アメリカのワーキングマザーたちが失業

 Article 02 リモート勤務の機会:コロナで日本の「地方分権」は進むか

 Article 03 新型コロナの起源は今も謎

 Article 04 アメリカ、史上最大のワクチン輸送作戦開始

 Article 05 パンデミックと都市封鎖で世界は変わった


Topic 2

 Nippon: Where should We Go?

 日本の今後の展望とは


 Article 01 あれから75年、占領政策の遺産なお

 Article 02 アイヌの言葉と先住民の権利

 Article 03 福島原発、このミッションは遂行可能か?

 Article 04 性的マイノリティとリプロダクティブ・ライツ(生殖に関する権利)

 Article 05 大坂なおみ選手、2020年の女性アスリートNo.1に


Topic 3

 World: Roadmaps to Brighter Future

 世界はどこへ向かう?


 Article 01 パリ協定から5年、気候のハードル高し

 Article 02 トランプが変えた大統領制、今後はどうなる?

 Article 03 温暖化で2020年の災害は深刻化

 Article 04 ゼロカーボン目標、選択されるのは原発か再生エネルギーか


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