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執筆者の写真Dr. K. Shibata

コロナで日本の東京一極集中は解消するか【Global Newsについて語ろう!】第25回 7/24(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ!


【Global Newsについて語ろう!】第25回 7/24(土)10時@オンライン新型コロナで「東京一極集中」は解消するか?というテーマについて英語で議論します。ワークショップは昨年末に発表された以下のThe Japan Times紙の記事を利用します。この記事は「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」の38頁に日本語訳とともに転載されています。


Efforts to decentralize Japan have a long history | The Japan Times https://www.japantimes.co.jp/news/2020/09/07/business/coronavirus-japan-decentralization/


【チケット】


コロナで日本の東京一極集中は解消するか【Global Newsについ語ろう!】第25回7/24(土)10時@オンライン


コロナで日本の「地方分権」は進むか? 30年以上、日本の政策課題であった「東京一極集中」問題がパンデミックで標準的な働き方となったリモートワークの進展により変化の兆しを見せています。


例えば、東京都の都心オフィスの空室率は6か月連続上昇しています。2021年6月の東京都心のオフィスの空室率は6%余りで、新築ビルの空室率も上昇しており、6月は9.85%の高い水準であったそうです。


都心オフィスの空室率 16か月連続上昇 テレワーク拡大が要因か https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210708/k10013126891000.html


また、これと時期を同じくして、海外から金融機関や金融人材を誘致し、ニューヨークやロンドンと並ぶ「国際金融都市」の形成を目指すという計画があります。日本政府は香港が国際金融都市としての地位を明け渡した後のポジションを狙っているということで、東京、大阪、神戸、福岡などが意欲を示しています。「優秀な金融人材や投資マネーを呼び込んで市場の活性化につなげる」のが目的だといいますが、実現のハードルは高いように見えます。


菅政権推進の「国際金融センター」構想 関西、福岡で誘致の動き活発化


しかし、専門家は以下のようにコメントしています。私も日本市場の魅力やインフラ、人材の点で難しいのでは、と考えています。


「人口減などを背景に経済成長の見込みにくい日本に、拠点や人材を呼び込むのは容易ではない。外資系が日本進出を敬遠する要因には、英語で居住手続きをする難しさや、投資家を世話する家政婦の家族まで帯同できないことも挙げられている。世界111都市の金融センターランキング(2020年9月時点)では東京は4位だったものの、大阪は39位、福岡は圏外と低迷している」

国際金融都市構想「受け入れ環境整備」など…実現には 高い壁


それでは、東京脱出、地方移住は定着するのでしょうか。様々なデータによると、東京23区からの人口流出は続いているようです。


「東京脱出」した人はどこへ? 23区からの転出者が増えた市区町、調べました:東京新聞


しかし、データが示しているのは東京都心から人口は移動しているものの、移住先は東京都内の郊外都市であったり、神奈川、茨城、埼玉、千葉県などの関東圏の地域です。リモートワークが進んでも、時には東京での対面の打ち合わせが必要であったり、その他学校や家族の事情などで東京より遠く離れた地域に引っ越しするのは難しいようです。

高まる「東京脱出」熱。移住相談が急増したのは「魅力度ランキング最下位」常連だったはずの茨城県


また、せっかく地方に移住しても、高齢者が多く保守的な田舎の暮らしや文化に慣れることができず、後悔している人も多いようです。


念願の地方移住を実行した人が「都会暮らしのほうがよかった」と後悔する理由 休日のたびに「会合や催し」がある…


さらに問題だと思ったのは、日本ではリモートワークの生産性が米国などと比べて必ずしも高くないことです。


「アメリカでは回答者の77%が在宅勤務移行後もそれまでと同等またはそれ以上に生産性が上がったと答えているのに対し、日本では「在宅勤務は生産性が下がる」という回答が43%で「生産性が上がる」という回答(21%)を大きく上回っている」

果たして、今後、日本で「東京一極集中」は緩和されていくのでしょうか。皆さんの議論に期待します。

このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。


詳細


【参加費】 


500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は特別価格!過去に「朝英語の会京阪神@オンライン」に出席したことのない初回参加者の参加費は500円。過去の参加者の参加費は一般が1,500円、「朝英語の会」サロン会員及びnoteサークルのゴールド会員は1,000円です。参加希望者が多い場合は追加のワークショップの開催を検討します。


【チケットの発行】


参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


【銀行振り込み】


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。


【場所】 


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet (Gmailとリンクしています)


【テーマ】


グローバルな場で必要な英語力て何?コーヒーを片手に「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論するビジネス・パーソン、大学生のための刺激的な英語ワークショップ!


【開催頻度】


月に3~4回。平日午後6時30分~8時30分、土曜日午前10時~12時の二つのタイプがあります。但しオンラインでは時間設定が違いますので、ご注意ください。


【構成】


2つに分かれています。①だけという方もどうぞ。


① ワークショップ(60分)


飲み物を片手に様々な仲間と集い、The Japan Times他の英字新聞の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学んでいく、新しいタイプの英語学習プログラム。


② 学習の後(リアルでは60分、オンラインでは30分)


交流会です。リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定。


【内容】


ファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行します。紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。


【なぜ私たちはグローバルで存在感を発揮できないの?】


英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションでは、世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。


日本の政府関係者・企業人・研究者が、このグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けている、または知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。


『Global Newsについて語ろう』@京阪神(京都・大阪・神戸)では、そのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。進行役は海外でのビジネス展開を支援するGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibata が担当します。


【参加対象者】 社会人、大学生・大学院生、留学予定者など


【英語レベル】 最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。


【教材】 上記の記事または書籍


参加希望者はのYahooのチケット・サイトから申し込みをお願いします。定員は10名。


【オンライン・サロン】




【注意事項】


できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。


【朝英語の会】から【Global Newsについて語ろう】へ


グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ「朝英語の会~The Japan Times紙記事について議論する」の新バージョン「Global Newsについて語ろう!」です。新型肺炎感染予防対策としてオンラインで開催します。


ニュース英語の議論のための素材として利用してきたThe Japan Times紙の「朝英語の会」Morning Englishのコラムが2020年末に終了しました。2017年より大阪・神戸で続けてきた「朝英語の会」のディスカッション・ワークショップは、2021年1月末より装いも新たに再スタートします。


今後の題材としては、1)英字紙及び雑誌のオピニオン記事、2)のThe Japan Times社の書籍、を利用予定です。1)&2)とも「朝英語の会」よりはやや難易度が高く、ページ数も2-3ページが中心ですが、並行して運営している英語上級者向けの「英語で学ぶ大人の社会科」よりは易しい内容になっています。


1)では激動する世界のニュースに関して気鋭の記者・研究者が執筆したオピニオン記事について議論します。また、2)では2020年話題になったニュースの3つのテーマについて徹底的に学習し、議論をします。


パンデミックがまだ数カ月続くことが予想されることから、当面ワークショップはGoogle Meetを利用したオンラインのみの開催になります。対面でのワークショップが可能になりましたら、大阪、神戸、京都での開催を企画します。運営、ファシリテーション、設問の作成はGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibataが担当します。


参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。





The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 3[2021 春夏]


「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」にはバイデン大統領の就任演説他、2020年末から2021年春までの主要記事のの日本語訳と音源が付いています。この書籍は【GlobalNewsについて語ろう】のメインの教材です。毎週、ここに掲載されている記事を中心に英語で議論するワークショップを開催しています。


【Vol. 3の主要テーマ】


Feature 1

バイデン大統領 就任演説〈生音声〉


Feature 2

就任式の新星詩人 アマンダ・ゴーマン氏(記事)


Topic 1

 COVID-19 To Live with the Virus

 コロナウイルスの脅威は続く


 Article 01 コロナ危機で、アメリカのワーキングマザーたちが失業

 Article 02 リモート勤務の機会:コロナで日本の「地方分権」は進むか

 Article 03 新型コロナの起源は今も謎

 Article 04 アメリカ、史上最大のワクチン輸送作戦開始

 Article 05 パンデミックと都市封鎖で世界は変わった


Topic 2

 Nippon: Where should We Go?

 日本の今後の展望とは


 Article 01 あれから75年、占領政策の遺産なお

 Article 02 アイヌの言葉と先住民の権利

 Article 03 福島原発、このミッションは遂行可能か?

 Article 04 性的マイノリティとリプロダクティブ・ライツ(生殖に関する権利)

 Article 05 大坂なおみ選手、2020年の女性アスリートNo.1に


Topic 3

 World: Roadmaps to Brighter Future

 世界はどこへ向かう?


 Article 01 パリ協定から5年、気候のハードル高し

 Article 02 トランプが変えた大統領制、今後はどうなる?

 Article 03 温暖化で2020年の災害は深刻化

 Article 04 ゼロカーボン目標、選択されるのは原発か再生エネルギーか


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