現在、「Global Newsについて語ろう!」で使用しているCNNのテキストを出版している朝日出版社から無料セミナーの案内がありました。私が英語学習に関してタイトルの通りだなといつも思っていることだったので、ご案内したいと思います。
【無料オンラインセミナー】
英語のテキストがあまた出版され、いまや、日本では、小学校から英語を学ぶ時代になりました。幼児の頃から英語を学ばせている家庭も少なくありません。それでも、一般的な日本人の英語力が低いのはなぜなのでしょうか。この講演会の講師たちが主張するように、英語だけ勉強しても、旅行などの会話はともかく、仕事や学業レベルで英語を使えるようにはなりません。また、親しい友人を作るだけの英語力も身につきません。英語力とセットで論理的に物事を説明できる教養、そして、自分の感情や意見を言語で伝える技術を獲得しなければ、語学学習は完成しません。
ー英語だけ勉強しても力がつかない時代にどう学ぶべきかー
『CNN GLENTS』第2回テスト公開記念 英語力向上セミナー2021
◆講演日時
11月27日(土)14:00~16:00 (オンライン)
◆こういったお悩みをお持ちの方にお薦めの内容です
・英語力を高めたい。
・生きていく上で、知的好奇心の高まりをいかに刺激していくのか。
・英語力と共に、土台づくりとしての背景知識や教養を高めていくにはどうしたらいいのか。
・なぜ学ぶのか。そして、社会人になっても学び続けなければならない意義とは。
・なぜ高校・大学に進学するのか。なぜ国公立大学なのか。海外大学に進学する意味とは。
◆参加方法
こちらのURLからお申し込みください。
世界哲学の日
また、これとは別ですが、11月の第3木曜日は国連(UNESCO)が定める「世界哲学の日」だそうです。2021年は11月18日(木)です。詳細に関しては以下のHPに説明があります。
United Nations
World Philosophy Day
18 November 2021
私は[世界哲学の日]に合わせて、フランス大使館が発信したツィートに唸ってしまいました。そこには,こう書かれています。
「2021度のバカロレア試験(大学入学資格試験)において、生徒達に出題された問題を3つ紹介します」
議論とは、暴力を断念することか?
知るとは何も信じないことか?
無意識はあらゆる認識の形式からの逃避か?
私は、10代からこういうことを考えさせるフランスの教育制度が羨ましい,と思いました。「世界哲学の日」を設定した理由をUNESCOは次のように説明しています。
「For UNESCO, philosophy provides the conceptual bases of principles and values on which world peace depends: democracy, human rights, justice, and equality.
Philosophy helps consolidate these authentic foundations of peaceful coexistence.」
私が知っている範囲で、多くのアジア人が海外でコミュニュケーションを図るときに苦戦していたのは、この部分だったように思います。理由は教育制度の違いですが、グローバル社会があたりまえになった今、日本人も英語学習においては、民主主義、人権、平等、公正さについてオープンに議論するスキルを身に着ける必要があると思います。
Comments