大学生、社会人に必要な論文・レポートの作成・執筆のスキルを最短で学習!
今年の7月から始まった「論文の教室:大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座」。当初の予想以上に参加者の皆様から「大変実践的な内容だった」「論文・レポートを書く自信がついた」とのお言葉をいただきました。Web時代になり、多くの企業や団体が今まで以上にレポートや報告書などのコンテンツを充実させる必要に迫られています。それに合わせて、この度、団体・法人向けにこの講座を提供(オンライン&出張講座)することにしました。特に研究・開発部門、調査、広報部門に所属する方にお薦めします。
これまで私たちは主に研究者、留学予定者並びに英語エッセイ・小論文科目での受験生に対して英語及び日本語のアカデミックライティングの指導をしてきました。しかし、実は講座を始めてみて、大学生だけでなく、多くの大学院生や社会人も日本の大学で論文やレポートの書き方を習っておらず、もう一度基礎からやり直しをしたい、という方が大勢おられることを実感しました。参考文献を付ける必要のない試験などで取り組む小論文なら、なんとか書けても本格的なレポート・論文はどこから手を付ければいいか分からない、という方が大半でした。英語の学術論文の投稿のサポートもさせていただいているのですが、日本人の国際学術雑誌への投稿論文数が伸びないのは、ここにも原因があるように感じました。
この講座はその必要性が認識されているにもかかわらず、きちんと論文やレポート執筆の方法を学ぶ機会がなかったという学生や社会人を対象に「基礎から始めるレポート・論文の教室」と名付けています。また、現在この講座の発展編を計画しています。
以下動画でも紹介していますが、基礎編と実践編の目次と導入部です。
何度かセミナーを開催して、最適な時間の配分方法なども分かったので、今後は講義とワークショップを分けて開催していきたいと思います。講義は質疑応答が無ければ、基礎編と実践編合わせて、通常2時間以内で終了します。こちらは人数が多くても実施できますので、現在オン・デマンドの動画の制作も検討しております。また企業・団体様への出張授業、オンラインでのライブ配信での授業が可能です。5名以上からなら団体割引価格が適用されます。以下価格の詳細です。
【論文の教室】講義(基礎編+実践編)2時間:1名につき8,000円。最小参加人数3名。
5名以上:10%OFF
10名以上:15%OFF
15名以上:20%OFF
★オンラインの場合は2時間以内に終了するようでしたら、特に追加の費用はかかりませんが、出張授業の場合は交通費他実費の費用をいただきます。
★なお、質疑応答で授業が延長になる場合は15分ごとに2,000円×参加人数分の費用の追加になります。
★なお、実践編のワークショップは人数の制限があります。同時に参加できる人数は最大10名迄です。費用は同じく、2時間8,000円~です。
この講座は基本的には大学生以上を想定してデザインしたのですが、内容としては中学生・高校生でも参加可能です。コースの内容は以下のとおりです。第一部では論文執筆の基礎(始め方)を学び、第二部では受講者の方が実際に与えられた課題をもとに「実践編」として受講者で一緒に考えるという構成になっています。
【内容】
第一部:基礎編 1. 論文とは何か? 2. 論文の3本の柱 3. 論文の種類 4. テーマの決め方・取り組み方 5. 文献調査の手法 6. 論文のスコープを決める(タイトルをつける) 7. 引用・参照文献の書き方
第二部:実践編 1. 論文のアウトラインを作る 2. 議論(argument/discussion)をどう発展させるか 3. 検証の方法 4. エビデンスの集め方 5. ライティングのコツ 6. プレゼンテーション・講評
希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。
【講師】 Dr. Kuniko Shibata(柴田 邦子) グローバル・アジェンダ 代表 『朝英語の会』梅田&神戸~The Japan Times 紙記事について議論する, リーダー 【講師の略歴】 The London School of Economics and Political Science (LSE) 博士課程卒業, PhD in Regional Planning. 日本の大学を卒業後、営業職から米国への語学留学、大手外資系企業の役員秘書職を経て、英国の大学院で公共政策(地域都市政策)の博士号を首席(Distinction)で取得。米国のロータリー財団と南オーストラリア州政府からフェローシップを得て、カナダのThe University of British Columbia、豪州のThe University of Adelaideの都市政策研究科に客員研究員として留学。主に国際学術雑誌及び欧米の出版社から研究成果を発表。論文は国際学会での受賞等、海外で高い評価を得ている。過去25年間、国内外で政府、シンクタンク、大学、企業等の依頼を受け、公共セクターのリサーチャー並びにコンサルタントとして政策研究及び市場調査に従事する。都市計画、地域振興、観光/文化、環境/エネルギー、医療/介護福祉、コンプライアンスなど幅広い分野をカバー、白書や政府委員会レポート等の執筆、外国政府・企業関係者との交渉を引き受けてきた。現在は、関西を拠点に政策調査、日本企業の海外展開支援及び調査コンサルティング事業、海外企業の日本市場におけるマーケティング及び販路開拓支援、グローバル人材教育事業を手掛けている。
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