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執筆者の写真Dr. K. Shibata

「第4次産業革命」【英語で学ぶ大人の社会科】第28回 &第29回 6/6 & 6/20(日)20時@オンライン

更新日:2021年5月31日



2021年6月6日及び6月20日(日)20時~の【英語で学ぶ大人の社会科】は「第4次産業革命」について世界経済フォーラム(The World Economic Forum)の記事を使い、英語で議論します。重要なトピックなので第1回はビジネス・雇用・教育、第2回は政府・社会・個人について議論します。


新型コロナ感染対策として、オンラインでの開催です。チケットの申し込みは以下のサイトからお願いします。


【チケット】


第4次産業革命:ビジネス・雇用・教育」【英語で学ぶ大人の社会科】第28回 6/6(日)20時@オンライン


第4次産業革命:政府・社会・個人」【英語で学ぶ大人の社会科】第29回 6/20(日)20時@オンライン


第4次産業革命


第4次産業革命という用語が使われるようになったのは世界経済フォーラムの創設者兼会長のクラウス・シュワブ教授が自著『The Fourth Industrial Revolution』(2016)を出版した頃からです。この言葉が使われ出して数年が経ちますが、そのわずかな間にこの革命は猛烈な勢いで進行しています。


内閣府 日本経済(2016-17) 第1節 第4次産業革命のインパクト


今回は2016年に発表された第4次産業革命に関する以下の世界経済フォーラムの記事をもとに英語でそのインパクトについて議論します。



第4次産業革命がもたらす変化のスピードが速すぎて、まだ我々はそれがもたらす影響を十分に理解していませんし、しかるべき対応もできていない状況です。世界的歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリは著書「21 Lessons:21世紀の人類のための21の思考」のなかで、次のような未来予測をしています。


21 Lessons:21世紀の人類のための21の思考


・「AIとロボットと3Dプリンターが普及すれば、安価な非熟練労働者の重要性は大幅に失われる(63頁)」第4産業革命が進展すれば、職を失う可能性のある人々は先進国の労働者よりも、むしろ非熟練労働者を多数抱えている発展途上国である。


・データの蓄積でアルゴリズムが進化すると最も打撃を受けるのは広告業界。現在グーグルなどのプラットフォームは広告で収入を得ているが、アルゴリズムがお薦めの商品を個人の好みに合わせて自動的に選んでくれるようになると広告そのものも不要になる。(110頁)


・ユヴァル・ノア・ハラリは自分の著作の本の宣伝文を書くが、グーグルのアルゴリズム から注目されるような言葉に書き換えるように出版社の編集者から提案されるそうだ。消費者の選択よりアルゴリズムの好みに合わせることがより重要になっている。


・情報を詰め込むだけの教育は無意味なのに、いまだに多くの学校のシステムは変わらない。今や、アクセスできる情報は無数にあり、教師が生徒に更に情報を与える行為は害悪である。必要なのは情報の意味を理解したり、重要なものとそうでないものを見分ける能力。(337-338頁)


この変化は「ポストコロナ社会」において、今後ますます強まると識者は予測しています。


日本人の「格差」がここへきて急激に拡大、「生き残れる人」の条件が見えてきた…!


以下の記述はユヴァル・ノア・ハラリの指摘と重なる部分が多いようです。


「エッセンシャルワーカーはポストコロナ社会では逆に強みを発揮する可能性が高い。社会のデジタル化で失われるのは、機械で代替可能なルーティンワークに従事するホワイトカラーの仕事であって、社会の維持に必要不可欠な仕事へのニーズはまったく変わらない」

私たちはこのような来るべき未来に対して備えができているのでしょうか。とても、そのようには見えません。例えば「就活生たちが「仕事」に対して求める価値」という調査で最も多かったのは「安定している会社」で42.8%。前年より4.5ポイント増加しています。しかし、残念ながら学生の望むような会社はもう存在しないと思います。これからの雇用は大きく変わるでしょう。


「安定 ↑」「やりがい↓」!? 2022年卒 学生たちの就職観は|


設問は参加申し込み者&サロン会員及びnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。


【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会 https://note.com/globalagenda/m/mb6e6207ceae6 定員: 10名


このワークショップに関心のある方は以下のニュースレターに登録していただくと案内が届きます。


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【詳細】 参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。 申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。 申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

【場所】 オンライン

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。 ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です! メインでは以下のオンライン会議システムを使います。 Google Meet(Gmailとリンクしています) https://support.google.com/meet/answer/9302870?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja 【ビデオ会議システム】Google Meet ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。 申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。 ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法 https://www.lifehacker.jp/2020/05/212607you-can-now-use-google-meet-to-host-free-video-conferen.html オンライン・サロン& noteゴールド会員について 現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。 【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】

「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。 https://globalagenda.wixsite.com/morningenglish 【英語で学ぶ大人の社会科】 noteのサークルを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。


【英語で学ぶ大人の社会科】サークル https://note.com/globalagenda/circle


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