2020年11月は「科学技術立国」と「学問の自由」について議論。英語上級者にお薦めの知的イベント!
今月は「民主主義」「科学技術」と「学問の自由」をテーマに二つの記事を取り上げます。
第14回 「安倍政権の遺産:日本の研究の未来には何が必要か」
11月の最初のトピックは「Japan after Abe: research needs a fresh start (安倍政権後の日本:日本の研究には再出発が必要だ)」というタイトルのNatureの記事を題材に英語で議論します。
この記事は世界的に有名な英国の学術雑誌Nature誌が2020年9月8日発表したeditorialです。Natureの編集者は8年近くに及んだ安倍政権のもと、政権の「イノベーションによる経済成長」という政策方針とは裏腹に、日本の研究環境が進歩ではなく、むしろ後退していることに対する危機感を表明しています。
Japan after Abe: research needs a fresh start
"Departing Prime Minister Shinzō Abe’s successor needs to embrace diversity, diplomacy and better regulation in science."
しかし、この提言の後、「日本学術会議」の一部会員の任命を拒否し、まさにこれと真逆の政策をを実行したのが現在の菅政権です。これを受けてNature誌は「学問の自由」と政治に関して「Science and politics are inseparable」という新しい記事を10月6日に発表するという事態になりました。 これは日本だけでなく、多くの国で「学問の自由」が脅かされているのではないかという危機感から出た記事でもあります。
この問題の反響が世界的に大きいことから11月の「英語で学ぶ大人の社会科」は「学問の自由」について、上記の二つの記事について英語で議論していきたいと思います。
【チケット】
日時:11月8日(日)& 11月11日(水)20:00~21:30 オンライン開催
設問は参加申し込み者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
ワークショップの日程と申し込み頁は下記のとおりです。
【英語で学ぶ大人の社会科】 第14-1回 11月8日(日)20:00~21:30
【英語で学ぶ大人の社会科】 第14-2回 11月11日(水)20:00~21:30
定員: 10名
参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。
申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。
申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。
【場所】 オンライン
オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。
ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!
1)メインでは以下の二つのオンライン会議システムを使います。
Google Meet(Gmailとリンクしています)
https://support.google.com/meet/answer/9302870?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
2)サブ・システムとして以下のシステムもできればご用意ください。
Skype
https://www.skype.com/en/
【ビデオ会議システム】Google Meet
ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。
申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。
ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法
https://www.lifehacker.jp/2020/05/212607you-can-now-use-google-meet-to-host-free-video-conferen.html
オンライン・サロン& noteゴールド会員について
現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。
【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】
「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。
【英語で学ぶ大人の社会科】
noteのサークルを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。
【英語で学ぶ大人の社会科】サークル
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