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執筆者の写真Dr. K. Shibata

「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップのご案内

更新日:2023年7月4日

グローバルな場で必要な英語力を最速で身に着ける

2022年から2023年まで、オンラインで開催していた「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ。現在、企業や学習塾・サークルなどの団体様向けに、ご希望があれば対面でワークショップを提供したいと考えています。もちろん、オンラインでも条件が整えば、提供予定です。以下、ワークショップの詳細です。


【2022-23年】ワークショップ企画「SDGs英語ニュースについて議論する」


2022年2月から2023年3月まで提供していたワークショップをご希望の団体様に対面で提供する予定です。


このワークショップの目的はSDGsの内容を英語で理解し、自分でも世界に向けて発信する能力を身に着けることです。留学を目指している方、企業でR&D、マーケティング、海外関連の部署に勤務する人にお薦めの内容です。


現在、英語中級~上級者向けの「Global Newsについて語ろう!」を主宰しています。このワークショップは2017年からThe Japan Times紙が発表していた教材「朝英語の会」を利用して、対面で(場所は大阪梅田&神戸三宮)開催していました。パンデミックのため、2020年春からはオンラインで開催しています。2020年末にThe Japan Time紙が同プログラムが終了したことを受けて、2021年からは出来るだけ同じレベルの英語メディア記事を利用し、グローバル・アジェンダが設問と解説を作成し、ワークショップを開催しています。


対面でワークショップを開催していた時は複数のグループに分かれ、各テーブルにリーダーがいました。こちらは参加者が交代でテーブル・リーダーを引き受ける形で、全体の進行をグローバル・アジェンダが担当していました。


オンラインでのワークショップは参加人数を絞り、グローバル・アジェンダ代表であるDr.Shibataがファシリテーションを務めています。スタイルとしては、欧米の大学・大学院のゼミで行われる議論形式の内容です。参加者は事前に与えられた資料を読むことで、より深くテーマについて学び、英語で積極的に発言することを期待されています。また、ワークショップ内では、資料に含まれていない関連事項に関する解説もあります。この方式を採用することにより、参加者の時事問題の理解力と英語での発信力は短期間で飛躍的に伸びました。


これ以前に利用していたCNNのテキストに基づくワークショップは2022年1月末で終了したため、2022年2月末から新しいテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」を利用し、SDGsの17のテーマについてじっくり学習しました。


「SDGs英語ニュースについて議論する」はSDGsの17のテーマ全てについてVoice of

America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。以下、VOAに関する説明です。


VOAの詳細は以下のサイトでご確認ください。


Voice of America (VOA)


「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」について


「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」はSDGsの17項目を英語で知るための入門書です。この書籍はSDGsをテーマに英語を学びたい方を対象に、SDGsの解説およびVOAの関連ニュース記事を掲載しています。以下、本からの抜粋です。


【本の特長】


・17項目それぞれの解説と、理解を深めるためのキーワード付き ・「英文」「語注」「和訳」「英語音声」の4点セットが揃っており、 シャドーイング学習にも最適 ・学習素材にはVOA Learning Englishを使用し、英語を聞き慣れていない人のリスニング練習にも最適


【対象とする読者層】


・高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテー マを用いて英語を学びたい方 ・SDGs について、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方 ・SDGs に興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方 ・SDGsの全貌がよくわからないので英語原文を当たってみたいけど挫折した方

本の詳細は以下のHPからご確認ください。


VOAで聞き読み SDGs英語ニュース入門 コスモピアeステーション編集部・編


内容


SDGsについて


Part1 人間 People


目標1 貧困をなくそう コロナ禍で明らかになったアメリカと欧州における社会保障制度の格差 目標2 飢餓をゼロに 世界一健康的な新ダイエット 5人に1人が不健康な食事が原因で死亡 目標3 すべての人に健康と福祉を ビデオゲームは精神的健康に役立つか がんは高所得国の死因の第1位 目標4 質の高い教育をみんなに 授業をオンラインに移行:難題もあるが、試してみるよい機会 ユネスコが発表:新型コロナウイルスの影響で児童生徒2億9,000万人が登校できず 目標5 ジェンダー平等を実現しよう 日本の女性たちがハイヒール拒否キャンペーン 「ミス・アメリカ」が水着審査を廃止 目標6 安全な水とトイレを世界中に ブラジル発:水不足は世界的な問題 世界人口の4分の1が水不足の危機に直面


Part2 繁栄 Prosperity


目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに 発電部門によるCO2排出量、2019年は2%減少 研究者らが、二酸化炭素を価値ある燃料に変える装置を開発 目標8 働きがいも 経済成長も 女性が経済を主導するとどうなるか 目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう 専門家が提言、大学は研究にもっと投資すべき 目標10 人や国の不平等をなくそう 8人が世界の富の半分を支配する アメリカの教育者たちが再検討 「黒人の歴史」を学校でどう教えるか 目標11 住み続けられるまちづくりを 世界保健機関(WHO)の調査報告:都市住民の80%が有害な空気を吸っている 大気汚染は高齢者にとって病院受診につながる


Part3 地球 Planet


目標12 つくる責任 つかう責任 食品ロスとの闘いにAIを活用する日本企業 ファッションデザイナーたち、環境保護のために素材を再利用 目標13 気候変動に具体的な対策を 地球温暖化で早まる花粉シーズン アメリカは「気候変動難民」の保護を検討 目標14 海の豊かさを守ろう 海の健全さが人間の健康にも影響する 目標15 陸の豊かさも守ろう 研究結果:2050年までに外来種が激増することが判明


Part4 平和・パートナーシップ Peace・Partnership


目標16 平和と公正をすべての人に 世界の4人に3人の子どもが暴力を経験 日本の拘置所、有罪判決を待たずに多くを収容 目標17 パートナーシップで目標を達成しよう 世界23カ国の首脳、「パンデミック条約」制定を支持

「SDGs英語ニュースについて議論する」が目指すもの


「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。この書籍で取り上げられる内容は欧米の教育システムでは比較的早い時期から、カリキュラムに取り入れられています。また、北米の大学の教養課程や欧米の社会科学系の学部では、これらのテーマについては、過去に議論を積み上げてきています。しかし、日本の教育機関ではSDGs全てのテーマについて深い議論をすることは稀だと思います。また、多くの研究や報道は英語で次々に発信されているため、日本人がSDGsを理解する妨げになっています。


この教材の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。SDGsのテーマについてグループで議論し、これらSDGsに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることがこのワークショップの目標です。正解のない問題について、自分で調べ、考え、それを様々な人々と「英語」で議論してみる。そうすることにより、多くの日本人は「グローバルな場で通用する英語力」とは何かを知り、それが「今後の世界で生きていく上での武器」になることを知るでしょう。


これまでに、追加の記事も利用してオンラインで計53回、ワークショップを開催しています。全ワークショップの案内はこちらのマガジンで確認できます。


マガジン「SDGs英語ニュースについて議論する」


このワークショップの解説と設問をまとめたマガジンは有料ですが、解説の一部はプレビューとして閲覧可能です。


【解説と設問】SDGs英語ニュースについて議論する22-23


英語で学ぶ大人の社会科


英語上級者向けのワークショップ「英語で学ぶ大人の社会科:世界の知性が語る現代社会」を2020年春から始めました。このプログラムは世界のリーダーが発信した実際にビジネスの現場やアカデミックな議論で利用されるレベルの記事をもとに、グローバル・アジェンダが解説・設問を作成し、ワークショップのファシリテーションを務めています。もっと社会問題について知識を深めたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなワークショップです。


「英語で学ぶ大人の社会科」はグローバル・アジェンダと参加メンバーが協議して、国際機関や世界の第一線で活躍する研究者等が新聞や雑誌に寄稿した話題の論説記事を選んで議論しています。アカデミックな研究論文よりはアクセスしやすい内容で、ガイダンスがあれば、一般人でも理解できる英語レベルのものを使っています。


【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会


「論文の教室」「批判的思考力を鍛える」など課題解決のためのワークショップ

京都・大阪・神戸でのオフ会を含むオンラインサロンを運営しています。「英語で学ぶ大人の社会科」に加えて、「論文の教室」「批判的思考力を鍛える」「成功する英語アカデミック・ライティング」「都市遺産と公共デザイン」のセミナー・ワークショップ・見学会を運営しています。


【オンラインサロン】コミュニティ・ニュースレター


問い合わせ


質問のある方は、下記からご連絡ください。


グローバル・アジェンダ:問い合わせ

https://www.global-agenda-21c.com/contact 「朝英語の会」@大阪&神戸の過去の活動についてごらんになりたい方は以下のブログ記事でご確認ください。

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