知人が主催しているセミナーのご案内です。
組織が不祥事を起こしてしまった際、または事件や事故に巻き込まれた際に、不適切な広報対応でダメージを拡大させてしまい、存続危機につながった実例も少なからずあります。 本セミナーでは、数々の組織を危機から救ってきた経験豊富な弁護士から、“不祥事の記者会見では「想定問答集を作ってはいけない」「弁護士同席は厳禁」”など、具体的に危機管理広報の考え方・進め方について解説していただきます。“備えあれば憂いなし”、いざという時の事前準備のために是非、ご参加ください。
Ⅰ.最近の組織不祥事と広報の役割
1.最近の組織不祥事広報の成功例と失敗例の分析 (1)事例からみる成功と失敗の要因 (2)組織不祥事広報の増加とその背景
2.不祥事発生時に求められる広報の役割とその目的 不祥事、事故、顧客トラブル、Web風評被害、訴訟など発生時の広報実例
Ⅱ.危機管理広報と平常時広報との違い
1.危機管理広報とは何か 2.平常時広報との違い(危機管理広報には何が要求されるのか?)
Ⅲ.危機管理広報のあり方(具体的ポイント)
1.誰に対して広報するのか
2.いつ広報するのか (1)“初動”でどこまで広報するのか (2)初動時の広報に求められる役割 (3)広報の手じまいのタイミング
3.どうやって広報するのか (1)記者会見かリリース等かの判断基準 (2)記者会見の場合の注意点 ・記者会見の進め方(会場の選択~記者会見の準備) ・記者会見での注意点(服装、手元資料など) ・記者会見でよくある質問への回答の仕方(セリフ例) (3)リリース等の場合の注意点 ・誰の名前で行うか ・SNSでの拡散を意識したプレスリリースのポイント ・不明な内容はどう扱うか
4.何を広報するのか (1)どこまで説明するか(守秘義務、調査中の内容について) ・広報部としてよくある質問への回答の仕方(セリフ例) (2)記者とのやりとりでの注意点
講師情報
講師 浅見 隆行先生 アサミ経営法律事務所 代表弁護士
講師略歴 1975年 東京都生まれ。早稲田大学法学部出身。1998年に司法試験に合格し、2000年弁護士登録。中島経営法律事務所に入所し、中島茂弁護士のもとで、主に企業危機管理、リスクマネジメント案件を担当。現在もこの領域を専門・得意分野とし豊富な実務経験を有する。 仕事の信条は“相手が巨大だろうと、難敵だろうと逃げないで立ち向かう”<疾風勁草>。
危機管理分野に関するセミナー、原稿執筆、メディア掲載実績 セミナー:「危機管理広報の基本と実践」<(社)企業研究会>の他、各種団体・個別企業にて多数。 原稿執筆:雑誌「広報会議」、「ビジネス法務」/書籍「危機管理広報の基本と実践」(中央経済社) 新聞記事:日本経済新聞、読売新聞、毎日新聞、The Japan Times TV出演:フジテレビ「特ダネ」
開催日時 2018年12月12日 13:30~16:30(休憩15分) 講演・質疑応答
会場 大阪府立中之島図書館 別館(2階講義室) 〒530-0005 大阪市北区中之島 1-2-10 TEL:06-6203-0474(代)
申込・詳細は以下の頁から