WWFジャパンが絶滅危惧種の保存のために粋なキャンペーンを始めました。日本人の一般的な苗字を専用サイトで入力するとそれにマッチした絶滅の危機に瀕した動物を組み込んだハンコが画面上で無料で作れます。もちろん、これをハンコとして1,700円(送料・税込み)でオーダーすることも出来ます。ただ、今注文が殺到していているようですね。
ちなみに私の名前で入力すると下記のジュゴンの写真と説明が出てきます。ハンコの画像は無料でダウンロード可能です。
ジュゴン Dugong dugon
REDLIST 絶滅危惧レベル―危険
海に暮らす草食の哺乳類である「海牛類」の一種。体長4mに達するものもいる。太平洋、インド洋の熱帯、亜熱帯水域沿岸部を中心に分布。食用、油用、皮革用、牙などを目的とした乱獲や、環境汚染によって減少しているほか、北限の生息地である日本の琉球列島においては、米軍基地建設が脅威となっている。
山田さんのお名前だと以下の動物になります。
アムールヒョウ Panthera pardus orientalis
REDLIST 絶滅危惧レベル―危険
極東ロシアの森に生息するヒョウの亜種。美しい毛皮を狙った乱獲に加え、森林の違法伐採、軍事施設の建設などで生息地が縮小・分断されたことが原因で、一時は野生の生息数が30頭ほどまでに減った。現在は60~70頭と回復傾向を見せているが、危険な状況には変わりない。
デザイン、伝統、環境保護、遊び心、教育、啓蒙活動、キャンペーンと、取り組みからいくつものキーワードを引き出すことが出来ます。まさにソーシャル・イノベーションまたはオープン・イノベーションといったワードがぴったりくる取り組みです。