日本にいると、どうしても日本国内で、そして日本語で制作されたメディア記事やTV番組に情報収集を頼りがちになるので、客観性は確保できているのかと時々気になります。これは外国に住んでいた時に強く感じた事ですが、2か国語以上で情報収集し、意見を発信するということは複眼を持つという意味においてとても重要です。以前住んでいたロンドンは多彩な才能を持ち、違った文化的背景を持った人々が集う知的刺激に溢れたグローバル・シティでした。
幸い、今では日本に居ながら客観性を保ち、外国人と論戦を張るのに十分な資料がWebで簡単に入手できます。私が調査でよく利用している資料がOECDのBetter Life Indexです。日本の生活に係る分野ごとの指標と解説もあります。これに目を通しておけば、外国人から日本の現状に関して説明を求められたときに具体的にデータを示して答える事ができ、話者の信頼度が増します。普段の生活で自分が見落としていた要素にも気が付くきかっけにもなっています。お試しあれ!