Global Agenda
Kobe Research Centre for Global Society
新大学入試・IELTS・TOEFL対策
英語スピーキング・ライティング講座
TOEFL, IELTS、英検等の英語の資格試験や海外留学予定者には英語のアカデミック・ライティング並びに正確なスピーキング、ディベートのスキルは必要不可欠なものです。英語圏の大学の授業は事前に与えられた資料を読みこなしたうえで、教師と学生が議論を交わすスタイルの講義が標準です。また、海外の大学への入学願書や英語の資格試験では300-500 wordsのエッセイ(小論文)を書くことを要求されます。学期が始まると、欧米の大学では各科目につき、3,000 words程度のエッセイを年間2―3本提出させられるのが一般的です。
そしてビジネスの現場においても、英語圏では全てのやり取りを文書化するのが一般的ですので、簡単なメールやレターだけでなく、日本人が考える以上にライティング・スキルはビジネス上必要です。また、英語は日本語に較べて、口語と文語の乖離が少ないので、英語のライティング・スキルの向上と時事問題の理解を深める努力はスピーキング能力の飛躍的な向上に繋がります。
日本の英語教育の改革に先んじて、近年、大学の推薦・AO入試、あるいは帰国生向け入試で英語エッセイや英語面接を入試科目として設定るする日本の大学が増えています。また海外の提携校とのダブル・ディグリー制度を設ける大学も一般的になりました。海外への留学が多くの大学でカリキュラムの一環として取り入れられるなど、英語の発信能力を鍛えることがますます重要になってきています。しかしながら、日本の国語教育の不備により、日本人は英語スタイルの小論文・エッセイを書く技術・物事を分かりやすく口頭で説明する技術、議論により自分の意見を伝え、説得する技術をこれまで学校教育で教わっていません。また、日本の高校で海外の大学で通用するレベルのスピーキング・ライティングスキルを指導できる教員はほとんどいないのが現状です。
これに対して、英語圏では小学校からコミュニュケーションスキルとしての言語(説明する、比較する、是非を論ずる、説得する)を学びます。それゆえに、国語教育における伝えるための英語(書く・話す)は最も重要な科目の一つと言えるでしょう。日本でも大学入試における民間英語試験の導入は先送りになりましたが、英語のスピーキング及びライティングは全ての高校生・大学生、そして社会人にとっても避けて通れない科目となりつつあります。
Global Agendaが企画するこのコースでは日本語の作文、コミュニケーション、議論の手法とは大きく異なる英語での議論及び論文執筆のスキルを実践的に学んでいただきます。コースの内容はアカデミックな場面だけでなくビジネスで英語の報告書や議事録、レター等を作成したり、プレゼンテーションをするときにも必要なスキルです。1回限りの参加も可能ですが、受験や留学を控えている方には出来るだけ多くの講座に参加していただきたいと思います。英語の資格試験や入試に頻出するテーマを扱っていますので、受験対策としてして有効なコースです。また,ここに挙げられる数多くの社会問題は実際のビジネスの現場や外国人が集まるパーティでも頻繁に交わされる話題ばかりです。
Global Agenda (旧ITS Global Education Services)は、神戸市産業振興財団の創業支援プログラムのサポートを受け、2014年10月から、関西で新しくグローバル人材教育に関わるコンサルティング及び学習支援サービスを提供することになりました。Global Agendaは国際社会で活躍できる人材の教育のために、時事問題、小論文、英語を中心とした重点科目の学習を指導します。英語エッセイ・論文・ディベートの基礎を学びたいという方のために、私たちは下記のような連続講座を企画致しました。
【1回だけの参加も可】
日時: 2019年 11月11日(月)~ 2020年1月6日(月)毎週月曜日 18:00-20:30、合計8回。
11/11、11/18、11/25、12/2, 12/9、12/16、12/23、1/6
2020年は23回開催 予定は調整中
場所: 兵庫県中央労働センター
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通6丁目3番28号
TEL:078-341-2271 FAX:078-341-7332
最寄駅:
■神戸市営地下鉄「県庁前」駅西出口 西へ徒歩 5〜7分
■神戸高速鉄道「花隈」駅東口 北へ徒歩 5〜7分
■JR西日本/阪神電車「元町」駅西口 西へ徒歩 10〜15分
定員:10名
【費用】(消費税込み。プリント代含む)
学生・サロン会員割引価格(要学生証)9,300円
早割価格 (2週間前迄申し込み)9,500円
通常価格 (開催日より14日目以降)9,900円
今年度7回分一括前払いは合計金額より3,000円割引いたします。
学生・サロン会員(全7回): 62,100円
一般(全7回): 66,300円
【講義の内容】
取り上げるテーマは各回違います。教科書の各章(全15章)は「環境」「エネルギー」「資源」「食糧」「格差社会」「IT技術と社会」等、大学受検、TOEFL, IELTSで出題される世界の重要課題に関する1,000~1,200語の英文エッセイと関連する質問で構成されています。このテキストを中心にThe Japan Times紙他、関連テーマの記事や論文を読みこなしたうえで、英語のスピーキング・ディベート・ライティングスキルを身に付けます。各章のテーマについて2回クラスがあります。
[Lesson1]テーマに関する講義、スピーキング、ディスカッション
[Lesson2]テーマに関連する課題のディベート、ライティング
【教科書】
Issues That Matter(2018)David Peaty / 川田潤 著
144 pp. 全15章 ISBN:978-4-7647-4061-7
テキストのリーディングレベル: TOEIC レベル : 500〜600点
【Contents】
Unit 1 Goodbye, Maldives (11/11&11/18)
さらば、モルディブ 「環境」「気候変動」
Unit 2 Sustainable Communities (11/25&12/2)
持続可能なコミュニティ「環境」「エネルギー」
Unit 3 Economic Inequality: the Growing Gap (12/9&12/16)
経済的不平等−−−−広がる格差 「経済格差」「社会的公正」
Unit 4 Dilemmas for a Responsible Tourist (12/23&1/6)
「責任ある観光客」のジレンマ 「観光」「環境」
Unit 5 Learning from Nature
自然からの学び 「環境」「持続可能な開発」
Unit 6 We Can’t Live Without Water
水がなければ生きていけない 「資源」「経済格差」
Unit 7 Protecting World Heritage
世界遺産を守れ 「観光」「環境」「地域振興」
Unit 8 The War on Sugar
砂糖をめぐる争い 「経済格差」「健康」
Unit 9 Energy for a Stable Climate
安定した気候のためのエネルギー 「環境」「エネルギー」
Unit 10 Yasuni: A Dream of the Future?
ヤスニ−−−−未来の夢?「環境」「経済格差」「エネルギー」
Unit 11 No More Bananas?
バナナが消える?「環境」「資源」「経済格差」
Unit 12 Closing the Loop
ループを閉じるということ「環境」「廃棄物処理」
Unit 13 Blowing Whistles
警鐘を鳴らす者たち「社会的公正」「法と社会」
Unit 14 When It Is Right to Break the Law
法を破るのが正しい時 「社会的公正」「法と社会」
Unit 15 Believe It or Not: the Post-Truth Era
フェイクニュース−−−−「脱真実」の時代 「メディア」「情報社会」
【参考書】
英語で書く力。70のサンプル・ライティングで鍛える!(2016)
長尾和夫 (著), トーマス・マーティン (著)
英語で話す力。141のサンプル・スピーチで鍛える!(2016)
長尾和夫 (著), トーマス・マーティン (著)
希望者には後日それを基に書いていただいた英語論文の添削と個人指導をいたします。英語のスピーキングとライティングの集団指導コースも今後連続して開催予定です。遠方の方にはSkypeやLineを利用した講義と添削サービスを提供いたします。
申し込みは下記のYahooチケットサイトもしくは銀行振り込み/事務所にて支払い(個別の会は300円割引)にてお願いします。
【キャンセル・欠席の扱い】
欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。
コースを途中で辞められる場合は残金を返金いたします。
【オンライン・サロン会員について】
今後3つのオンラインサロンを運営していく予定です。現在、申し込みが可能なものは朝英語の会@京阪神だけですが、近日中に他のサロンも開講予定です。
https://www.global-agenda-21c.com/onlinesalon
会場のある兵庫県庁近辺は旧居留地の名残があり、多くの美しい教会が残されています。実は会場となっている兵庫県中央労働センターは以前作家の小泉八雲の住居があった跡地だそうです。現在は迎賓館ならびに県政資料館となっている兵庫公館も県庁駅前にあり、その美しい庭とともに近代国家としての一歩を歩み出した明治日本と国際都市神戸の往時の面影をとどめています。